資金の検討

注文住宅の建築において特に重要なのが資金面ではないでしょうか。どんなに満足のいく注文住宅が建築できてもローンの返済ができなければあるいはその返済に苦しめばその後の人生が満足のいく人生とは言えません。注文住宅は本来そこに住む人にとって豊かな人生を送るために設計されたはずです。それがローンの支払いに苦しむのでは本末転倒です。そうならないためにも資金計画は非常に重要なのです。 注文住宅の建築時には欲しい設備を次々に導入するとあっという間に数百万円から数千万円の値上がりをします。住宅を計画しているときは感覚がだんだん麻痺しこのくらい大丈夫と感じてしまうのです。しかしその時のこのくらいがその後何十年、あるいは一生後悔としてついて回ることになりかねないのです。

住宅を購入するときからローンが支払えない場合の話をするのは少し気が引けますが、実際にローンが支払えず住宅を手放したという人もいるのです。住宅ローンの支払いが滞ると債権者である銀行などの金融機関から支払いの催促をする督促状が届きます。金融機関によって期間は異なりますが、三か月なら三か月と一定の期間たっても支払いが行われなければ金融機関はローンの保証会社に残債の一括支払いを請求します。保証会社が支払うと今度は保証機関から滞納者である住宅の持ち主に残債の一括請求が行われます。月々の支払いにも苦しんでいる状態で一括返済できるケースはほとんどないのです。そうなると保証会社は裁判所で所定の手続きを行い住宅を競売にかけるのです。住宅の持ち主は何もしなければ知らない間に住宅を失ってしまうのです。これは最悪のケースですがこうして住宅を失った人もいるのです。そうならないためにも余裕を持った資金計画を立てることが大切なのです。